
先送りできない販売職の人手不足問題。離職防止の取り組み方とは
販売職は、慢性的に人手が足りないため従業員一人あたりの負担が大きく、離職率の高さも問題視されています。
本記事では、人手不足の原因の一つである離職率の高さに焦点を絞り、原因と対策をまとめました。
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販売職の人手不足感
近年、どの業種においても人材の確保が難しいと言われていますが、販売職を含めたサービス業の人手不足は極めて深刻です。
- 他業種と比較すると給料が安い
- 労働時間が長い
- 休みを取りづらい
販売職が人手不足な理由は多様です。人手不足を解消しようにも、現状では対策に取り組むことすら難しいという企業も多いのではないでしょうか。
なぜ販売職は人手不足に?
販売職の人手不足には離職率の高さも影響しています。募集をかけて新しく人を雇っても、辞めていく人が多いため、結果として人手不足な状態が変わりません。
なぜ、販売職の離職率は高く、慢性的な人手不足に陥っているのでしょうか。
そこには、いくつかの具体的な原因と理由が存在します。
以下で具体的に解説します。
育成ができない
販売職では、人手不足が慢性化して人材育成に費やせるマンパワーも不足しています。つねに人手が足りていない状態で業務を回しており、新しく雇った人材を育てるために人員を割くことができません。そのため、販売職では即戦力になることを求められます。
人材育成を行う際、数日教育係がついて教えたあとはすぐに独り立ちさせる現場がほとんど。実際の接客を通して学んだり、ほかの従業員の動きを真似したりと、経験を積みながら自分で覚えていく場合も多いです。業務の理解度や習熟度には個人差があるため、皆が同じ結果になるとは限りません。
また、サポート体制がしっかりしていない状況は離職を招きやすいとされています。
販売員を育成する環境が整っていなければ、仕事の楽しさややりがいを伝えられないまま退職に至るということもあるでしょう。
将来への不安
販売職は、将来のキャリアを描きにくいという声も多く聞かれます。もちろん、キャリアアップする道もあります。しかし、チェーン展開している企業でも、管理職となれるのは一握り。手順を踏んでいけば出世できるといった明確な道筋は定められていないことが多いです。
他業種でキャリアアップした話などを耳にすれば、「自分は本当にこれでいいのか」といった疑問が生まれ、不安を覚える人もいるでしょう。自分自身の価値を向上させるために、離職を決断して他業種に転職するケースもあります。
働き方の選択肢が少ない
販売職は女性が多い職種です。現代では共働きの家庭も多く、男女関係なく仕事をするのは一般的です。しかし、女性のほうが子育てや介護を行うことが多く、家庭の都合でフルタイム勤務ができないという声も多いです。
ライフステージの変化にあわせて勤務時間の調整が可能な職場もありますが、場合によっては調整が難しいこともあるでしょう。フルタイム勤務のみなど、ライフステージの変化にあわない勤務体制の場合、離職を選択せざるを得ないこともあります。
人手を確保するために
前項でサービス業全体の離職率が高い原因について解説しました。本項では、その原因を改善するために必要な取り組みについて、解説します。
まず、研修・育成制度を導入です。スタッフの市場価値を向上させることは、人材確保に必要な取り組みと考えられます。人手が足りていないなかで研修や育成に力を入れるのは、非常に大変です。
しかし、人材育成は離職率の低減に効果が期待でき、長期的な人手不足の解消に役立ちます。先を見据えて体制を整えることが人材確保には必要不可欠といえるでしょう。
また、キャリアアップの道を明示することも有効です。いつになったら出世できるのか、そもそも出世できるかどうかもわからないという環境で働いていては、やりがいを感じづらいのも当然です。
キャリアアップに必要なステップを示すことで目指すものが明確になるほか、やりがいも感じやすくなります。長く働きたいと思える環境作りも人手不足の解消には大切です。
あわせて、シフト制の導入や週3日からの勤務など、勤務形態の自由度を上げましょう。人手不足の職場では、勤務形態を理由に辞める人を減らす体制を作ることも、離職率の低減には欠かせません。
まとめ
慢性化している販売職の人手不足問題は、早めに対策をしていくことが重要です。将来的にはさらなる労働人口の減少で、現状以上に人手不足感が高まることが予想されます。
離職防止の取り組みとして、人材育成の強化やキャリアプランの構築など人材の市場価値を高める取り組みが必要不可欠です。
また、従業員のライフステージの変化に対応できる、自由な働き方にも目を向けましょう。時短勤務などを取り入れることで、フルタイムでの就業が難しくなったためにやむを得ず退職、という事態を防ぎやすくなります。
販売職の現場の人手不足対策には、シフト制を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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